生年月日で簡単にあなたのタロットカードがわかる「パーソナルカード」ご存じですか?
占うときにはシャッフルをして使い、毎回違うカードからメッセージを受け取るタロットカード。
卜術(ぼくじゅつ)といってランダム性を使った占いにカテゴリーされるのですが、今回は命術(めいじゅつ)のようにあなたに固有のタロットを知る方法を記事にしました。
パーソナルカードと呼ばれ、誕生日だけで算出でき手軽ですよ。タロットカードを引く必要もなし!
何かに思い悩んだ際に、助言をもらえるかもしれませんよ。
パーソナルカードの算出方法
誕生日から、次の方法で0~21の番号に振り分けます。対応するタロットがあなたのパーソナルカードですよ。
①西暦の生年月日をすべて足し上げます。21以下ならそれがパーソナルカード
例)2001年3月8日生まれの場合
2+0+0+1+3+8=14 「節制」がパーソナルカード
②合計が22以上であれば、そこから22を引いたのがパーソナルカード
例)1990年4月15日生まれの場合
1+9+9+0+4+1+5=29
29-22=7 「戦車」がパーソナルカード
※引いても22以上であれば、そこからさらに22引くのを繰り返します
例)1999年9月7日生まれの場合
1+9+9+9+9+7=44
44-2222=22、22-22=0 「愚者」がパーソナルカード
とても簡単ですね。参考に、各数字に対応したタロットを載せておきます。
0.愚者 | ||
1.魔術師 | 8.力 | 15.悪魔 |
2.女教皇 | 9.隠者 | 16.塔 |
3.女帝 | 10.運命の輪 | 17.星 |
4.皇帝 | 11.正義 | 18.月 |
5.教皇 | 12.吊るされた男 | 19.太陽 |
6.恋人たち | 13.死神 | 20.審判 |
7.戦車 | 14.節制 | 21.世界 |
あなたのパーソナルカードが確認できましたか?一生変わらないこのパーソナルカード。星座や干支みたいに覚えておくと良いかもしれませんね。
パーソナルカードとどう付き合っていくか?
師匠のように、相棒のように、友人のように、喜びも悲しみも、パーソナルカードと共有していくことで人生に良い影響を受け取ることができますよ。
パーソナルカードというものは生年月日を使って算出されたものなので、一生変化することはありませんね。
一生深く付き合っていくカードになりますので、そのカードが好きそうな行動をして話しかける。悩みが出てきたらアドバイスをもらってみる。
具体的にどういうことか見ていきましょう。
あなたのパーソナルカードが1番「魔術師」だったとします。
魔術師のキーワード:「創造」「スタート」「技術」など
新しいことに挑戦する錬金術師がモチーフ
あなた:新しいことをやってみたいけど、失敗したらどうしよう・・・
魔術師:チャンスがあるならやってみよう、一歩踏み出そう!
あなた:今日はブログの記事をかいたよ
魔術師:継続できていいね!昨日より文章力があがったね!
あなた:今日は失敗しちゃった
魔術師:失敗はつきもの!また次のチャンスに頑張ればいいさ
どうでしょう?とても前向きになれませんか?タルパやイマジナリーフレンドの様相でもありますが、タロットの人格を考え、彼(彼女)ならどう反応するか?を考えていくのです。
これ、前向きに物事を考えるのにけっこう大事な思考方法なんですよ。人間だれしも「自分一人のため」というのは強靭な精神力がないと続かないものなのです。
目標を見失いそうなとき、自分のパーソナルカードをならどう考えるか?という自分とは別の視点を作り出すことが出来るのです。心に一つ支えが増えるため、くじけずにポジティブになることが出来ますよ。
あなた自身の性格や運命を図るためには占星術や数秘術など、もっと深く占う方法はあります。
なので、パーソナルカードは性格診断から一歩離れて、師匠であって、相棒であって、友人のように接する。これを覚えてくださいね。
パーソナルカードごとに性質を見ていきましょう
ここまでで、パーソナルカードの算出と、どう付き合っていくかを認識できたと思います。
彼ら彼女らがどんな人物なのか、ヒントになる性格を記載していきますね。もちろん、あなた自身が知っている知識や印象のまま付き合ってあげても大丈夫です!むしろ、あなたの相棒なのだから、あなたのイメージの方が大事ですよ。
タロットカードを深く知らない方はぜひ参考にしてみてください。
0.愚者(The Fool):上を向いて一緒に冒険に出よう
キーワードは「直感」「自由」「大胆」「冒険の始まり」といったところですね。
思い悩んだときに「愚者」に相談したら、必ず「やってみよう!」と提案してくれると思います。
目の前は崖っぷち。でもなぜかうまくいく気がして、根拠がなくても自信満々のひとっているでしょ?失敗したら「それみたことか」と言われるんだけど、なぜか憎めない。いつか大成功するんじゃないか、そんな予感も感じます。
毎日の生活では、興味をもったことを見つけて「愚者」に話しかけてみましょう。面白そうな映画がやるよ、美味しそうなお店が出来たよ、みたいに。好奇心をもって周りを見渡せば楽しい人生になるでしょう。
1.魔術師(The Magician):いつでも挑戦する気持ち
キーワードは「創造」「スタート」「技術」というtころです。
まず知っておいてほしいのは、彼のモチーフは錬金術師だと言われています。新しいものを作り出すことに情熱を注ぎ、常に挑戦していると思ってください。
あなたも迷ったら始めてみましょう。どうやったらうまくいくか試行錯誤するのも苦ではないはず。
また、手品を人に見せるように、楽しいことを周囲の人にプレゼントしてあげるのもよいでしょう。
「今日いったレストランで新しいメニューを食べた」「来週は新しい取引先の人と会うよ」のように新しいことの話題が良いですね。ワクワク感を一緒に共有しましょう。
2.女教皇(The High Priestess):深い知性を持とう
キーワードは「知性」「理解」「二面性の調和」などなど。
本来、教皇という立場には女性はなることはできません。なので女性ということを隠しながら猛勉強してその地位まで上り詰めた「女教皇ヨハンナ」と重ねられます。
勉強をして知識をつけることは大事。しかし見せびらかすものではありません。すべてのことを言う必要はないのです。
あなたが感情的になりそうなとき、きっと彼女はたしなめてくれるはずです。思いつめて感情が爆発しそうになったら彼女を頼りにしましょう。
好きそうな話題は、きっと日々の気づきですね。「こう考えたらうまくいきそうだね」とか「いつもと様子が違うな」と思いったことを共有していきましょう。人生に深みが出ますよ。
3.女帝(The Empress):人生は幸せに満ちている
キーワードは「実り」「母性的」「華やか」というところ。
美しい女帝は植物にも囲まれ、周囲に愛され、その愛をまた周囲に振りまくことができる人物です。
幸せだ!とおもうことが人生を幸せに生きる方法なのかもしれません。
いつも同じ服をきているなと思ったら、思い切ってオシャレをしてみましょう。友人がオシャレな格好をしていたら気づいてほめてあげましょう。きっと「女帝」もそうすると思いますよ。
生活の中では美しいものを見つけて女帝に報告してあげましょう。「花が咲いていた」とか「新しいお店の看板がきれいだ」とか。
小さなことにも気づくと人生が楽しくなりますよ。
4.皇帝:人を導く力強さ
皇帝のキーワードは「リーダーシップ」「父親」「建設的」といったもの。
人を導く立場である皇帝、権力を得るこれまでにも勉強、争いと厳しい世界を生きてきた人物だったはずです。
挫けそうなときに勇気をもらったり、目標に向かっていく力をもらえるのではないでしょうか?
ここでいう男性性とか父親というのは、概念的なものと考えてください。あなたが女性だとして、心の中には女性的な考えと男性的な考えをきっと持っているはずです。
大まかに前に進むぞ!とか上に立つぞ!という気持ちというのが男性性ですね。
皇帝には、目標に向けてできたこと、出来なかったことを報告しましょう。「ダイエットのためおやつを少なめにしたよ」「今日は勉強あんまり出来なかったなー」という軽いことからね。
一日を振り返ることが習慣になるので、目標にグッと近づけますよ。
ほかのカードも!
あとでまとめていきますよー。
パーソナルカード以外にも数秘術と同じ方法で算出するソウルカードも
誕生日から数字を選ぶということで、占いに詳しい方は「数秘術」をご存知かもしれません。
数秘術で言うところの誕生数で1〜9までに割り振った場合で「ソウルカード」というものがあります。
その場合は「魔術師」から「隠者」のカードが現れますね。ライフパスカードとは別の方法で利用することもできますよ。
タロットからアドバイスをもらう
いかがでしょうか?
タロットカードと対話しようというのか、こちらの本からアイディアを抜き出しました。
「思考ツールとしてのタロット」という本で、占いとは違う視点もみることができる本です。軽妙な語り口がけっこうクセになります。タロットカードを良く知らない人も楽しく読める本ですよ。
kindle Unlimitedに入っていれば追加料金なしで読めるので試してみてくださいね。